「おはよう」笑顔かがやく  2020年01月31日

 新年を迎えました。今年もよろしくお願い申し上げます。
 浄土宗の修行は南無阿弥陀仏のお念仏をお称えすることです。いつでもどこでも誰でも容易に実践できる修行です。浄土宗ではこれが全てなのですが、浄土宗の経典には色々と仏道精神が説かれてあります。

 家内を見ていていつも凄いなと思います。家内は必ずと言っていいほど、挨拶を交わすときは笑顔で伝えます。それを見ていて凄いなと思うのですが、ほとんどの方はやっぱり笑顔で家内に挨拶を返します。きっと言葉だけでなく、表情を見た時笑顔だからだと思うのです。笑顔は人の心を動かすのです。仏教では施しの精神を布施と言います。金品や物品だけでなく、精神的な施しも布施というのです。また無量寿経という経典には「和顔愛語(わげんあいご)」という姿が説かれています。人に接する時は柔和な表情で和らいだ笑顔を示し、親愛の情を込めた穏やかな言葉で話すという意味です。つまり、挨拶を交わす時笑顔で伝えれば、それは布施の精神なのです。布施は、相手に喜んでもらえるだけでなく、実践した私自身も育てられるものだと思います。家内の心はいつも晴れ晴れとしているわけではないでしょうが、笑顔で伝えることで、心が穏やかになっているのでしょう。

 それでも、穏やかな毎日を過ごせるとは限りません。うまくいかないこともあります。しかし、心掛けることは大切だと思います。誰かと挨拶を交わすとき、笑顔で交わしてみませんか。

合掌