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思い思われ 手を合わす | お寺での慶事・七五三・初参り(お宮参り)浄土宗 宗念寺(そうねんじ) 大阪

思い思われ 手を合わす  2026年07月02日

 合掌とは、仏さまの思いと私たちの思いを重ね合わせて、仏さまに敬意を表す姿です。右手は仏さまや清浄なものを象徴し、左手は私たちを象徴します。その手を合わせることで、仏さまとの一体感が生まれます。

 阿弥陀仏という仏さまは、想像もつかないほどの大昔に、極楽浄土を建立されました。そこで、往生してくる人々に法を説き続けてこられました。そして、今なお、現世に生きる私たちを救おうと待ってくださっています。私たちが助けを求めるから思ってくださるのではありません。「もうすでに」私たちを思って待ち構えてくださっているのです。公園で母親がお子さんを見守る姿をよく見かけます。「何かあればすぐ助けよう」という気構えをしているのだと思います。もし、転んで泣いて「お母さ~ん!」と呼べば、何があっても助けにいくことでしょう。阿弥陀仏も同じです。私たちが声をあげるのを、ずっと待ってくださっているのです。私たちは常に阿弥陀仏に思われているのです。「絶対に見捨てない」「必ず救う」とその思いが揺らぐことはありません。その思いに応えるのが、合掌とお念仏です。南無阿弥陀仏とお称えし、阿弥陀仏の思いと私の思いを重ねて合掌するのです。

 私たちは日常、誰かを思い、誰かに思われながら生きています。そうした日常の中に、阿弥陀仏も私たちを常に思ってくださっているのです。後は私たちです。合掌してお念仏を申しましょう。阿弥陀仏がなんとかしてくださいます。

合掌